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作業療法士兼パーソナルトレーナーが考えるリハビリテーション | グランフィット名古屋 トレーナーのブログ

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作業療法士兼パーソナルトレーナーが考えるリハビリテーション

category : その他

こんにちは。今日は土曜日でゆっくり起床したので長々と語ってしまおうかなと思います。

私は4年と数ヶ月、大学病院で作業療法士として勤務しておりました。

その時はずっとリハビリテーション(以下リハビリ)を行う仕事をしていてその時に考えていた事を話していこうかな。

 

病院には怪我や病気で入院している人に対してリハビリを行なっていました。

 

その時、私が大事にしていたのは

「患者さんのニードに寄り添うこと」

ニードっていうのは多分専門用語で

患者さんの求めていることを意味しています。

 

患者さんの求めることをするって普通じゃない?と思うかもしれませんが
そのニードに隠された気持ちに寄り添うのが大事だと思って思っていたんです。

 

例えば

病気で車椅子生活を余儀なくされた方で

・歩けるようになりたい

というニードを聞き出し、歩けるようになるリハビリをするという道筋を立てることは簡単なことです!

(どうして歩けないのかまたその原因に対して何をリハビリするかなど考えるのは簡単ではないですが)

 

でも

・どうして歩けるようになりたいのか?

・歩けるようになって何がしたいのか?

 

などニードに隠されている気持ちを聞き出すことが重要なのです。

 

歩けるようにならないと

・一緒に住んでいる家族に迷惑をかけてしまうから

・散歩に出かけないといつも会う人の顔が見られないから

 

など歩きたいというニードにはさまざまな気持ちが隠されていたりする。

 

 

歩きたいですね、じゃあリハビリ頑張りましょうね

で終わらせてはいけないと思っていて

じゃあ

・一緒に住んでいる家族に迷惑かけないためにも転ばない方法で移動できるようにしよう

・散歩に出かけられるようにするにはどうしたらいいだろう

 

 

ということも踏まえてリハビリしないといけないんです。

 

 

その答えが歩くことではなく

車椅子で生活を送ることになってしまうかもしれません。

 

 

それでもその人のニードは歩きたいだけではなく

家族に迷惑をかけないことや散歩に行って人に会いたいことだから

 

 

これが気持ちに寄り添うってことだと自分では思ってました。

 

 

できるだけ一人で歩ける方がいいに決まっているけど

転んでしまうリスクを抱えて無理やり歩けるようになっても

家族に迷惑をかけていないと言えるのかな?

家の中は歩けるけど外出はできないなら結局会いたい人に会えていないよね。

 

それなら車椅子でもいいから自分のことは自分できるようにする

外出もできるようにする

 

と考えてみる。

 

(本人や家族の同意なしでは勝手なことは言えませんのでここまでは頭の中の話です。今後、この内容を踏まえて、他のスタッフや医師と相談後、医者から方向性を打診するという流れです)

 

 

先輩に

もっと患者さんがよくなるようにするのが仕事じゃない?

ニードなんて聞いてたら良くなるものもならないよ

って言われたこともあったけどそれはそれで正解なのかな。

 

(怖い先輩なのに普通に喧嘩した笑)

 

結局何が言いたいかというと

リハビリは先生を選べないことが多いけど

パーソナルトレーニングはトレーナーを選べることも多いから

自分と考え方が合う人を選んだ方がいい。

 

私の考えと合う人もいれば

合わない人もいるからそれは仕方ない。

 

その人の考え方知るには会うのが一番!!!

体験トレーニングで会える日を待っています!!

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